2015年5月13日水曜日

ちょっと早い送辞

あなたを初めて見たのは、2011年の8月。

その時の僕はあなたをそんなに気にせず見てて、「身長はデカくて、ダイナミックな動きをするな」って青森市民会館の1階席の後ろから2番目から眺めていたっけ。





そんなあなたを興味を持ったのは、2011年の年末。
とある恋愛シュミレーションゲーム。
たかがゲーム。されどゲーム。
ゲーム越しのあなたに興味を持って握手会行ってみようかなってその時思ったんだよな。





初めて目の前で話をしたのは、2012年の9月の写メ会。
あの時はびっくりするくらい空いていて、抽選なしで写メ撮れていたんだよなあ。
それでも元気で明るくて、パワフルで、あの時の笑顔は今でも凄く記憶に染み付いているんだよね。うん。





そのときが最初で最後だと思っていたし、ヲタ卒前のいい思い出だと考えていた。
けど、なにかのいたずらか僕は関東に来ることになり、ヲタクを続けることとなるんだ。





住んでた場所は幕張メッセから車で20分の距離。
土曜日・日曜日も遅くまで働いても当時の握手会の最終部締め切り21:30には間に合う。
そこからは仕事終わりに幕張の最終部にはあなたのレーンに顔を出して話をする。そういう生活が始まったんだよね。





握手会ではいろんな思い出がある。
通い始めた当時3枚ほどで顔を覚えられた記憶力の凄さに驚愕したこと。
雨に降られてびしょ濡れで握手レーンに突入したこと。
2日間握手会があった初日。その日の握手券の大半を忘れて、なぜか持ってたかけなしの握手券で詫びて、次の日軽く叱られたこと・・・。
色々ありすぎてここでは書ききれないけどたくさんの思い出が残っている。





いろんな話を握手会でしてたね。
くだらない世間話もしたし、真面目な話も。
真面目な話のときは色々と悩んでたり、不満を持ってるのかな?と思うことは正直多かった。愚痴ってたこともあるしね。
けど、あなたは笑顔が1番。たわいもない話をして、お互い気を抜いて笑いあってた時間が僕にとっても充実した時間だったよ。





劇場で生で見たのは2013年の10月。大島Kのウェイティング光演。
3列目で見たあなたの姿に圧倒されて、魅了されっぱなしだった。
「シアターを支える3本目の柱」そうあなたは呼ばれていたけど、そのときまでは公演でのあなたは映像でしか見てなかったし、もっぱら会うのは握手会のブースの中だったからね。
生の劇場で見るあなたは輝いてて、そりゃもう眩しくて。素敵で。
公演後は興奮がやまなくて。小雨ふる秋葉原をにやけながら帰ったことも覚えている。





なんとなく別れが近づいているんだなと感じ取れたのは去年の夏。
「私、これからどうなっちゃうんだろう。」
乾いた笑いから出てきたその言葉は、僕の頭の想像の中からしか出てこないけど、今、胸を張って目指すといえる夢と今まで抱いていた夢。
その中であなたが葛藤していて、ただただ間で踠いているんだろうなと。
確信はないけどね。





別れが確信になったのは生誕祭前最後の握手会。
「絶対生誕祭劇場当てて入ってね。」
あ、もう覚悟決めたんだなって。こっちも覚悟決めなきゃなって。
あのときの目は真っ直ぐないい目をしていたね。
生誕祭後の握手会のときにつっこんだら、「あのときフラグ立てまくってたじゃん!」っていたずらそうな顔して笑っていたけどね。
ま、それもあなたらしいです。





そして、21歳の生誕祭。
まるでテストの答え合わせのように、「あ、正解だ。」
そのような気持ちで発表を聞いていました。
感情がないわけではない。正直悲しくて、いなくなることが想像できなくて。
でもあなたが決めて、抱いた新しい夢。
それを笑顔で、応援して背中を押すこと。
それが僕ができる最後の目に見える後押しだと思うから。
「頑張れ。夢を叶えろよ。」
気づいたら、劇場でそう叫んでいたね。





あと1週間ちょっとであなたは劇場に別れを告げ、今月には卒業。
僕は幸いにもあなたの劇場での最後の姿も、卒業する最後の日も見ることができそうです。
さっき、笑顔で、応援して背中を押すこと。
それが僕ができる最後の目に見える後押しだと思うとか言ってたけど、
本当は当日の感情がどうなるのか。僕にもさっぱりわかりません。
泣き顔は見せたくないなとは思うけど、涙が流れてしまったら流れてしまったで。
笑い飛ばしてほしいなと今から願っております。





そうそう、あなたのおかげでいろいろな人と会うことができました。
最初は1人でレーンをぐるぐる回っていたけど、あなたを応援する人たちと仲良くなって、今や1人で回ることはなくなった。
また、あなたと握手をしたい!と気になる人たちと出会うことができて。
紹介と称して一緒に握手レーンに行くことも多かったね。
「友達多いんだね!」あなたは連れてくるたび驚きながら言っていたけど、
それはあなたをきっかけに取り持った縁で。
その縁に僕はあなたに感謝しかないんだよ。





最後に、あなたが生誕祭で言った言葉
「絶対に叶うことを信じて、絶対にサヨナラじゃなくて、絶対にまた会いましょう。」
この言葉を信じて、夢を叶うことを願ってる。
もし、夢が叶って会うことがあれば、握手会で見せる笑顔を見せてください。
なので、あえてお別れはいいません。
けど、これだけは。
卒業おめでとう。本当にありがとうございました。
体調にはくれぐれもお気をつけて。
それでは。またどこかで。





親愛なる我が推し。鈴木紫帆里様へ。








1 件のコメント:

  1. 一度は劇場で見てみたいなぁと思い続けて結構経ちますが、一方でもう卒業公演がすぐそばに控えているという。時が経つのは早いですね。

    さて、紫帆里さん最後の公演になるわけですし、劇場で紫帆里コールするのもおそらく最後になるでしょうから、最後まで喉を潰さないで全力コールできるように今のうちに腹式呼吸を練習することをお勧めします。。。。

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